ふと訪れる(日吉大社)。

日吉大社以前このブログでも少し触れた、滋賀県坂本にある日吉大社(ひよしたいしゃ)は、

全国に約3800社あるとされる日吉・日枝・山王神社の総本社で、

通称・山王権現(さんのうごんげん)とも呼ばれている神社です。

平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、

都の魔除・災難除を祈る社として崇敬を受け、今日に至っています。

また猿を神の使いとし、その神猿は「マサル」と呼ばれ、

「魔去る」→「勝る」に通じ、縁起の良いものとされてきました。

その昔、織田信長の比叡山焼き討ちにより日吉大社も焼けたそうですが、

その後の豊臣秀吉と徳川家康は山王信仰が篤かったため、その復興に尽くし、

特に秀吉においては、幼名を「日吉丸」、あだ名が「猿」であったためか・・・

日吉大社を特別な神社と考えていたそうです。

 

今年は雪がよく積もります。休日に訪れたこの日も一面の雪化粧。神々しさも加わります。

この後、近くの蕎麦屋さんで昼食。

「無常といふ事」(小林秀雄著・昭和17年)の中で書かれていたのを思い出しながら。

鶴喜そば

 

 

 

 

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