テレビや写真では見慣れていましたが、実際見てみると確かにキレイですね。
正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)と言い、
本来は相国寺の塔頭(たっちゅう=敷地内にある小寺院)の一つである「金閣」です。
鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘を足利義満が譲り受け、
山荘北山殿を造ったのが始まりとされています。
義満は、室町幕府三代将軍として南北朝の合一を果たし、
当時の有力大名を押さえて権力を確立させ、将軍として初めて太政大臣にも昇り、
また中国・明との交渉では日本国王として振る舞うなど栄華を極めた人物です。
そのためか(と言ったら失礼でしょうか・・)日本の古い寺院としては珍しい
キラキラとした建築物ですね。雪でも積もれば風情が出そうです。