今日は、お菓子のご注文の配達が近くにあったので、ついでにと銀閣寺を訪れました。
前回は金閣寺に触れたので、ちょうど良い機会にもなりました。
銀閣寺は、金閣と同じく相国寺派に属する寺院で、正式名は東山慈照(じしょう)寺。
室町8代将軍、足利義政による建立ですね。
義政は、3代将軍義満の時代と一転し、
財政難や有力守護大名らの争い、土一揆などに苦しんだ将軍であり、
そのためか政治を疎み、もっぱら数奇の道(芸道)を探求した文化人でもあったようです。
また金閣には金箔が貼り付けられているのに、銀閣には銀箔は使用されていません。
これも当時の財政事情のためだったのでしょうか・・・
それはともかく、この日は京都での初雪と重なり、美しい風情を見せていました。
まさに「わび・さび」の世界ですね。