本日は大安です。こういう日は、紅白まんじゅうのご注文を頂くことも多いです。
誠にありがたいことと思います。
上の写真は、上用まんじゅうです。本来は薯蕷(じょうよ)饅頭と書きますが、「薯蕷」とは山芋の事です。
文字通り、山芋をすって饅頭の生地とするわけですが、地域により、使用する山芋が若干変わってきます。
京都では、つくね芋を使う店が多いですね。
丸くて大きくゴツゴツしていますが、中身は純白で、細かくすりおろすと粘りが強く、良い香りがします。
その「薯蕷」まんじゅうが「上用」に変わった由来については、昔は身分の高い方にしか口に出来なかったのでしょうか・・・
上に用いる饅頭ということで、その名が付いたとされています。
今では、その美味しさから老若男女、甘いものが好きな方なら、どなたにでも好まれるお菓子になりました。