本日は、お正月の準備を始める「事始め」にあたります。
北野天満宮では、毎年この日より、恒例の大福梅(おおふくうめ)が授与されます。
袋の中の、塩漬けに干された梅は、
北野の梅林で採れたものを神職、巫女さんの手で調製されています。
そして、元旦の朝にお茶に入れたり、お湯を注いで飲んで、邪気を祓い、
一年間を生気に満ちた健康な日々を過ごすことを祈るものとされます。
その起源は、村上天皇の時代(951年)にまで遡るようで、
そのことから「大福」の字は「王服」より転訛したもので、
吉祥の意味をこめ吉字をあてたものだそうです。
完売するのも早いようなので、今年は初日に買い求めました。