緑茗会(やました にて)。

やました先日は、和菓子の勉強会・緑茗会(ろくめいかい)に

参加しました。

今回は「高野屋貞広」さんの幹事ということで、

木屋町にある「やました」さんへ。

写真の看板右に「桃の滴」とあります。

京の酒処・伏見にある松本酒造さんの名酒ですが、

良い名だと思います。

江戸時代、松尾芭蕉が、松本酒造の近くにある

西岸寺(さいがんじ)を訪ねて、

「我(わが)衣(きぬ)にふしみの桃の雫せよ」と

詠んだそうです。

伏見桃山の地名が残るこの地域の名産であった「桃」の「しずく」に

西岸寺上人の徳を例え、その徳に一滴でも肖りたいと詠じた句とされます。

桃の香りがするというわけではないのですが・・・

呑むたびに桃源郷へと誘う会となりました。

 

 

 

 

 

 

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